共働きであれば必ずぶち当たる家事分担についてになりますが、そんな共働き(看護師奥さんとサラリーマン夫)の家庭の実状を紹介させて頂きますので、参考になるかどうかは置いといて「ある家庭の話」として消費してみてください笑
夫婦についての前情報(※当時。現在は若干異なります)
・奥さんの方が稼いでる(/(^o^)\ナンテコッタイ)
・奥さん病棟勤務
・夫(私)の方が帰りは遅い(22時前に帰宅が主なパターン)
・お互い30歳代
・子供はまだナシ
・知り合って10数年、結婚3年目(2016年現在)
・奥さん長女、夫(私)は末っ子
詳しいプロフィールはこちらを見てみてください。「看護師奥さんとリーマン夫の我が家のプロフィール」
共働きである看護師奥さんとサラリーマン夫の家事分担事情
私(夫)の家事担当
・お皿洗い+シンク磨き
・お風呂掃除
・洗面台掃除
・トイレ掃除
・お料理
・掃除機掛け
・お買い物(食事用の)
・洗濯&畳み
・ゴミ捨て
・日用品買い出し
ざっくりですがこんな感じ。特に明確に決めたわけではありませんが、同棲を始めてからこんな分担になりました。家事領域で考えるときれいに分かれていますが、実質的な負担は奥さんの方がデカくなってしまっていると思います。加えて我が家の場合、お財布は奥さんが管理。私はお小遣いシステム。
奥さんが家計の管理をしているので、その負担も見えない部分としておそらくありそうです。(いつもありがとう)
共働きの世帯の家事の分担についてリーマン夫が思うこと
今の世の中においては、共働き世帯というのがどうしても多くなると思いますし、事実多くなっている現状を考えるに、よく言われる話ですが奥さんにすべてを任せるような家庭は、よくよく痛い目を見るんではないかと個人的には思います。(熟年離婚の話聞いても女性は怖いよほんと)
「痛い目みないために分担を」という話ではなく、そもそもお互い働いているなら自然と分担せざる負えないだろうって話ですし、お互い家のことを共有していた方がうまく行くという経験則での話になります。
①家事のやり方や場所を共有する
旦那が「あれどこにあるのー?」「どうしたらいいのー?」「どうやったらいいのー?」と奥さんに聞くシチュエーションというのは映画でも実際の世界でもよくある話ですしよくあるパターンですが、夫婦関係においてはなるべく情報は事前に共有しておくことが良いのは言うまでもありません。
「洗濯機の使い方がわからないからできない」「洗い方がわからないし文句言われるからやりたくない」「洗濯物の干し方で小言をいわれたからやりたくない」なんて実際ありますしありましたが、そういった情報はお互いに共有していくことが重要だなと強く感じています。
かくいう私も、家事のやり方では相当奥さんには怒られましたし、何度も指摘を受けました。(当時は喧嘩になることもよくありました)
すべての問題は、「お互い育ってきた環境が違う」ということ。
家事のやり方ひとつとっても、だいぶ認識の違いや、こだわりというのが存在しています。指導するほうが「普通のこと」と思っていても、指導を受ける側はそれを「普通と認識していない」ことというのはよくあります。その前提を履き違えると喧嘩になったり、家事のやり方でトラブルがよく起こります。
特に、家事ダメダメ夫であった私から言わせると、家事の分担においては、最初が肝心!と本当に思います。もちろん、教えてもらう立場ですが、奥さんにお願いしたいこととしては、「丁寧に(後々問題がでないように)」、「やさしく(後々遺恨を残さないように)」ことが大切というか、夫からお願いしたいことでもあります。
②明確な線引きの一方での必要な曖昧さ
ウチではなんとなく家事の担当が分かれていますが、必ずしも明確に分ける必要はないのかなと思います。というのも、面白い話をこの前聞きまして
ある夫婦の話で
奥さんが料理中に、旦那さんが「何か手伝おうか?」と聞いたら奥さんが激怒したという話。「手伝う」というのは、「ご飯を作ること自体が私の仕事で、それを当然と思っているから”手伝う”という言葉になるんじゃないの」と喧嘩になった
この話は色々とタイミングが重なってピリピリしていた時かもしれませんし、夫婦で何かあった後の話かもしれませんが、時としてそういう線引きをしてしまったことの意識が相手の負担になるケースもあるという教訓のような話なのかなと個人的には思いました。
ウチのケースでも、私自身が料理がテンデ駄目なので、料理は奥さんにしてもらっちゃってますが、そのうち地雷を踏むんではないかと今からビクビクしています。なので、私が作る機会をたまに作って徐々にできるように努力しているところではあります。
一方で、与えられた家事(仕事)については責任を持つことも当然大事です。任されたからには奥さんの納得のいく水準までやらないといけないと大目玉を食らうというのは私の悲哀の中での経験則です。泣
③率先して”やる”のではなく自分化させる
これは、私自身がそうだったのですが、家事を”やる”という意識はダメだなと今は感じています。”やる”こと自体はいいんですが、気持ちの部分で「家事をしている」と思ってしまうのと、「部屋が汚くなって掃除する時大変だから今整理しておこう」「洗濯の時大変だから靴下は脱ぐときにちゃんと裏にならないようにしとこう」「ゴミ溜まってて捨てる時面倒になりそうだから今だしとこう」とかいくらでも例はあるかと思いますが、自分の家のこととして思考することが大切だなーと思います。
こういうのも、自分が実際にやってみないとわからないことではありますが、家事という仕事としてとらえずに自分の家の事として「自分化」させる意識というのはとても大切だなと思います。
ただし、この自分化をさせるというのは、人に依る部分も多く旦那に家事への意識を強要するというのもとても難しいと思います。余程、キレイ好きか細かい方じゃないと率先して家事をやる!という意識には男の場合あまりならないですし、まだまだ家事分担として”やっている”という気持ちのほうが大きいでしょう。
それでも、家事分担を通して担当を持っていれば、「あーそろそろ掃除しなくちゃな」とか「あーよごれてるなー」とか見えてくる部分もあるので、各々の「分担を持つ」というのはとても合理的なことだと私は思っています。
旦那も積極的に家事をやることで思いやりを得る
看護師の奥さんは仕事で大変そうだし、自分でできることはやらないといけないなーと思ったのがまずキッカケでしたが、家事を実際やることで見えてくることもよくあります。
たとえば
・洗濯物のシワ残りとか乾燥機にかけてはいけないもの
・お皿洗いの際に水を付ける大切さ
・献立を考えることと買い物のめんどくささ
・風呂掃除の毛詰まりや水垢、カビの手ごわさ
などなど etc….
自分でやらなければわからないことも多いですし、それだけの労力と時間を家を維持するのにつぎ込んでいるという事実も理解できなかったと思います。家事をやったからどうとか、やってるんだから文句いうなとかいう次元の話ではなく、普通の精神状態であれば相手にも感謝するようになりますし、共働きであればそれぞれの大変さもよくわかります。
すべては経験しなければわからないことなのかなと思いますし、お互いの生活を守るためにも必要な要素なのかなーと個人的には思います。
共働きであれば家事分担は普通。女性がやらなくてはいけない理由はない
私は昭和生まれですが「男は仕事。女は家庭」などと、時代遅れな認識は滅ぶべきと思います。片働きで、子供も持って家を買って、車を持つなんて生活ができる世の中ではなくなりました。
共働きで家族一緒にこの世の中に対して共闘していくなら、家庭のことも分担しなくてはなりません。一緒に戦う意識を持ち、それを乗り越えるためにはパートナーへの思いやりや家庭を守る意識がないとこれからの時代は難しいと思います。
特に看護師は、女性もお金を稼げる職業です。旦那を教育するには良い環境が整っています。一緒に稼ぐなら旦那をうまく教育・利用して負担を軽減するべきでしょう。まだまだ女性が活躍する業界ですから、家庭の負担を軽減しながら仕事に集中できる環境にしていきましょう。
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