看護師妻とサラリーマン夫の世帯におけるリアルなルールとしてまとめてみました。ウチの家庭のルールなんて参考になるのか知る由もありませんが、看護師奥さんとサラリーマン夫のウチのケースではこういった点やある問題に対してのアプローチとして、こんな決まりのもと生活してますよーという読みものとしてご理解いただければなーと思います。
看護師妻と夫の共働き世帯の我が家運用上の5つのルール
①お互い今日あったことを簡単に話す(聞く)
これは「会話がなくなる夫婦ほど、お互いにどんどん興味をなくしていく」「認識や意識の差異を埋める行為が会話」「夫婦と言えど他人。知っているようで本当は理解していない」という話(全てどっかの本かなんかで読んだ内容の意訳です)を元に、お互い今日あったことをそれぞれ話しつつ、情報共有をしています。
今日一日がどんな日だったのか。あるいはどういうことがあったのか?を自分も相手も、言うように、聞くようにしています。仕事でこんなことがあったムカつく!って話から転職したい辞めたいまで、隠さずに話すことができる機会があるというのは、自分も救われるし非常におすすめになります。
この「情報共有」の目的はズバリ。双方の興味関心を離さないためです。お互いにしゃべりもしなくなれば、興味もなくし、お互いの不平不満も募り関係性も悪くなります。これは「話す努力」の部分でもあると私自身は感じています。お互いの意見をぶつけることもなくなれば、一緒に住む意味もなくなり、さらには関係継続を諦める。そんな状態になるまえにお互いの努力によって不平不満を逃がすという意図でもあります。
言いづらいことを最後まで隠して最後の最後で伝える。なんてことになりにくいですし、お互いの思考や大変な時期等の共有にもなるので、とてもおすすめの習慣だと思っています。
②夜ごはんはなるべく一緒に食べる
①のお互いのことを話すに付随して、夕飯をなるべく一緒に食べて今日のことを話すような習慣にしています。私自体は、ご飯の時間はサクッと終わらせてくつろぎたい願望があるのですが、奥さんの方はゆっくり食事を取りたい願望のある人なので、それに合わせる形であれこれと話したりしてます。
女性は「共感」
とも言われたりする生き物だと思いますが、実際私が体験している結婚生活においてもとても大事だなという感覚です。結論だけ欲しい。あるいは結論が出ている場合って結構あるんですけど、喧嘩しているときなんかは、彼女の言い分や気持ちを聞いているだけでも怒りのトーンが落ちてきたりするケースがよくあるので、これはあながち間違いではないと思っています。
加えて、話すこと自体がストレス発散になったりもするので、お互いにとってもプラスになるのかなーと思います。喧嘩してもご飯は一緒に食べるので面と向かう良い機会でもあるのかなと今は感じています。
③起きた後のベッドの布団はサラッとでもメイキング
些細なルールシリーズになりますが、起きた後のベッドの布団はそのままにするのがNGです。男はあんまり気にしないんじゃないかなと思いますが、奥さん的には「帰って来てからベッドを見た時の気分が違う」とのこと。
この些細なルールは、このルール事態が問題じゃなく「男の意識と女の意識」加えて「生活意識の違い」がよく表れているので、記載しています。一緒に生活を作る上で、譲れないところや共通意識をもたなくてはいけないところに対して、お互いが理解し、生活を遂行していかなくてはいけないと感じています。(そのほかにも、トイレの蓋は必ずするとか台所のシンクは毎日掃除する。とかいろいろあるんですけど割愛)
家に帰ってきてから雑然とした部屋を見ると嫌な気分になるとのことで、一緒になってからは、ベッドの布団はきちんと整理して見た目も良くして出社するようにしています。
④お金の話は喧嘩の元なのでフルオープン!
一緒に生活している時間が長いと、生活面での衝突や喧嘩ってどんどん減っていきます。洗濯の干し方、食器の洗い方、靴下の脱ぎ方、洗面所の使い方、お風呂掃除の仕方他、、、色々は、だんだんと最適化されていって自然とやり方が統一されていくので、決まってしまえば後はこれらでぶつかることはあまりありません。
それよりも生活に必要な「お金」の部分での話や考え方が一番原因になることが多くなると感じているので、我々はお金の話はフルオープンにしています。給料口座とクレジットカードは奥さん管理の元おこづかい制にし、透明性を確保しそのお金の範囲で「できるならする」「買えるなら買う」という判断のもと家計を運営してもらっています。
結婚生活における喧嘩の原因は8割お金
私は、奥さんがいくらもらっているのかは知らないのですが、女性の方が現実的な人が多いのでそこらへんのやりくりは任せてますし、そのお財布の中でやりくりしていただければ私はなにも文句ないですし、振れる袖の中でつつましく生活しましょうというスタンスです。
⑤理解するように努める(否定はしない)
お互い人間なので、完全ではないことを理解し相手に求めすぎないこと。仕事の大変さや辛さはそれぞれベクトルは違えどあるので、理解するように努めるように日々会話や仕事の話をしています。
プラスしてもうお互い年齢的にもいい大人なので、それぞれの判断について前提として尊重し、話し合うことを暗黙知でしています。普段の会話でもそうですが否定から入ると誰でも腹の立つものですので、いい大人が下した判断についてはしっかり尊重したうえで相談・話合いをすることにしています。
些細なことでもルールは良くも悪くも家庭を作る
本当に細かなルールでも家庭に根付いてしまえば、それが普通になるものです。現に、自分が育った実家との生活を比べてみても、生活自体が変ったこともありますし、考え方が違うものもあります。
実家で過ごす時間よりもはるかに長く一緒にいることになるであろう今の「家族」ですので、今の家族内でのルールというのは、良くも悪くも家庭の雰囲気を作り、自分たちの気分も左右するものなんだなーと個人的には思っています。
基本的には奥さんのやりやすい方に(自分はなんでも良いスタンスなので)、調整していく形で暗黙のルールが形成されていっています。きっとそれが家庭や家族を持つという意味なのかなとぼんやり思っていますし、それでいいんだろうな個人的には思います。
世の女性に言いたいのは、旦那を教育する方がたぶんうまく行くと思うので、旦那さんのタイプを見極めながらうまく操縦してくれると男は馬鹿なのでうまく回るのかなと思います。
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