共働き世帯であり、奥さんは看護師でサラリーマン夫のうちの家庭において、勝手に私(旦那)が看護師の働き方を考えてみるという。
これまたダレトク記事記事になります。
前段として、我が家についてはここらへんでご理解頂けると思います
>我が家のプロフィール
>我が家のパワーバランス
看護師って不思議で奇怪な職業である
サラリーマン夫である、私は大学卒業してから民間企業で普通に働いていますが、その私から見ても看護師の働き方って特別です。
「夜勤」「委員会」「勉強会」「病棟会」「2交代」「3交代」…..
きっと出せばキリがないんでしょうが、色々と”変”です。民間で働く私が世の中のホワイト企業と比べて自分のブラック職場を”変”と思うのと違うベクトルで奇怪です。
看護師は「やりがい搾取」的側面もあるのでは?
全員が全員そうとは思いませんが、医療業界に従事している方というのは、どこかで患者さんの元気になっていく姿や快復具合を見て仕事にやりがいを感じたり、あるいは子供の頃のイメージをそのままに看護師になっている人も少なくないのではと思います。
かくいう我が家の看護師も、幼稚園の夢が看護師でありそのまま看護師になったクチであります。
人の命に関わる仕事だからこそ、身を削り働かなくてはならない。これをやらなければならない。という環境が生まれる気もしますし、そういう職場じゃなければ、あれほど人間関係でギスギスしないんではないかと奥さんの話を聞いて感じるところでもあります。
看護業務がやりたい。という搾取を超えて、やりがい強迫観念とでもいうような『社会通念上、やらなくてはならない』状態にでもあるかのような働き方だなと傍から見て思っています。
人を扱う仕事は、人をマネジメントできないと死ぬ
サラリーマン夫の私は、人と関係する仕事をしてはいるのですが、その中でいろいろな会社と付き合ううちに、実感として事実として、また経験則として感じていることは、
「人にやさしくない会社は人で痛い目をみる」
急に大量に退職されたり、しっぺ返しを食らって事業に多大に影響を及ぼしたりです。これを理解できずに運営されている会社というのはすべからく苦労しています。
そういう会社は、働いている人にやさしくすれば済むものも、多大な代償を払わないと気付かないのも特徴です。ロボットではない「人」で感情のある生き物ですから、人の気持ちを理解せずに人はマネジメントできないというのはまず間違いありません。
結論、人にやさしくない会社は、そうそうに見切りをつけましょう。看護師としての働き方はひとつではありません。自分にあった働き方を見つけて、自分がだめになる前に転職をおすすめします。
看護師妻をもつ旦那としての看護師業界への苦言
働き方改革で、企業も「選ばれる会社」になるように日進月歩努力している様をみるに、病院もそういう時代がくるでしょう、、、!働きにくい病院は、いい人材が来ない。人が辞める。続かない。のループでジリ貧!ざまぁみろ的な状況がそのうちくるものと思われます(多分)
でも実際、国立病院とか大学病院とかって、勝手に人が集まるし看護師の補填と替えが知名度の恩恵を受けて、比較的楽でしょうからなかなか改革が進まないかもですけどね。
政府の掲げる働き方改革の全容
①長時間労働の是正
従前から、「働き方の見直し」に向けた企業への働きかけや、長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導の徹底等を行っています。
⇒長時間労働削減に向けた取組②雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保
正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消の取組を通じて、どのような雇用形態を選択しても納得が得られる処遇を受けられ、多様な働き方を自由に選択できるようにします。
⇒同一企業内における同一労働同一賃金特集ページ③柔軟な働き方がしやすい環境整備
柔軟な働き方がしやすい環境整備(テレワーク、副業・兼業など)
④ダイバーシティの推進
⑤賃金引き上げ、労働生産性向上
⑥再就職支援、人材育成
雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援
- 労働移動支援助成金(中途採用拡大コース)
- 労働移動支援助成金(早期雇入れ支援コース)
- ハローワークにおける人材不足分野に係る就職支援
- 「年齢にかかわりない転職・再就職者の受入れ促進のための指針」
- 人材育成
⑦ハラスメント防止対策
看護師は社会的意義が高い職業だからこそ
実際働いて長い方は、看護師や医療業界自体が、こういった社会的意義や公共性なんて実感しながら働いているわけではないでしょうし、運営側の実務者もそんなこともはや飾りくらいに思ってると思います。
とはいってもやはり、民間の会社で働く私からすると、やはり医療業界というのは公共性の高く、社会性のある仕事だと思います。
ゲームを作る会社、システムを開発する会社、飲食関係の会社それこそ無数にサービスやビジネスというのは存在していますが、医療はやはり特別です。
人と命に密接にかかわるからこそ、そこで働く方の環境や働き方は、今変えないといけないと私自身強く感じています。それが、エンドである患者やそのご家族へのサービスにもつながっていくでしょうし、より良い運営組織になっていくのかなーと、医療業界に何も関係していない安全圏からのサラリーマンからの意見です。
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