サラリーマン夫の転職活動についての看護師妻の反応と結果

サラリーマン夫である私の一番の悩み事は「奥さんより稼いでいない」という部分が一番の懸念事項であり、気にしている部分でした。それは”男の甲斐性”的な意味もなくはありませんが、一番は「奥さんが夜勤で身を削って一生懸命働いているのに申し訳ない」という部分がまずありましたが、そういう部分に報いたいといのも当時は考えてました。

サラリーマン夫の苦悩とジレンマ

私も決して楽をしているわけではなく、遅くまで働くこともありますし早出で4時起きで対応することもありましたが、悲しいかな。給料の伴うような仕事と会社ではなかった背景がありました。

そんな自分とまず、結婚してくれ生活を共にしてくれている奥さんに対し、もっと楽な生活をさせてあげたいと当然思っていましたし、現状お給料の部分でそれに報いていれない部分は本当に悩ましい部分でした。

自分も一生懸命に働いているけど、お金も伴わない。奥さんは夜勤で疲れ果てて帰ってくる生活に悶々とする日が続いていた時は僕も本当にしんどかったです。

 

転職か現状維持かの瀬戸際で

そんな生活を続けている中で、転職したいと奥さんに伝えても理解してくれる部分と、現実問題の狭間でそれぞれ葛藤することになりました。

・転職するとしても、どんな会社にするの?
・転職に時間もかかるし、その間お金面どうするの?
・そもそもなんで転職するの?

などなど

現実問題としてもっとリアリティをもって討論がされますが、なかなか難しい問題でした。奥さんの確認事項もモットモですが、私としても転職したい気持ちもあり、話はなかなかまとまらず平行線をたどっていました。

 

看護師奥さんとの共闘戦線

とにかくその時の仕事を業界動向的にも、職場的にも限界に達していたため、話し合いを繰り返し、転職はOKだが「今後の将来的にもプラスになるような職場であれば良い」という方向でまとまり、実際に転職活動をしました。

看護師をしている奥さんの仕事もさることながら、家庭の今後が見えにくくなる状況に、なんとかGOサインをしてくれた奥さんには今でも感謝しかありませんし頭が上がらないというのが正直なところです。

私も仕事をしながら、合間の転職活動と家事。奥さんも旦那の転職に理解を示しつつも、不安が交錯するこの時期は、お互いがしんどく精神的にも追い込まれる時期でした。とりあえず目の前のことを少しずつ確実に処理していくしかなく、つらかったのを覚えています。

 

奥さんと話し合いができたからこそ

そんなこんなで何とか転職先が決まり、間も開かずスムーズに無事転職できることになりましたが、ともあれ振り返ってみて一番よかったのは「勝手に決めずに対話の時間をもった」ことだと今は思います。

夫(私)
・今後を見据えて転職したい
・お給料も上げたい
・将来性のある職場で働きたい

奥さん
・家庭が不安的になる可能性がある
・転職後の生活に保証や確証が持てない
・忙しいなかで問題を増やしたくない

おおむねこういった感覚の違いがあったように思います。奥さんの考えていることは至極ごもっとも。ですが、私も衰退産業で骨を埋める覚悟も思いれも持てず、より仕事にやりがいを求められるものなら求め、給料も求めたかった。という状況の中での転職相談でした。

そういう中でも、お互いの意見を出し合い、喧嘩しつつ対話ができたのはこの問題を乗り越える大きな要素だったように思いました。奥さんも激務な看護師の仕事という中私のことを考えてくれ、許可してくれたのは、本当に感謝しかありません。

 

対話と覚悟を決める

結婚生活は、双方の同意をまずもとめるべきものであり、お互い違う意見をもっていてぶつかってなかなか決まらなかったとしても、話合いは必ず必要だと個人的には思っています。

「諦め」からは、お互い負の感情を持ちやすく、意見の交換をどんどん難しくすると個人的には思っているので、喧嘩してもいいのでお互いの意見を言うのはとても大切だなとこの転職の際にも思いました。

お互いの状況を話して分かれば、譲歩する部分も当然ありますし、より強く頑張ろうという気持ちにもなるので、覚悟を決めて本音でぶつかり合うことがまずは大切だなと勉強しました。

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