【実録】看護師の夫婦関係の決め手と良い関係性を保つための3つの掟

私も看護師の奥さんと一緒になってからというもの、看護師の特殊性や働き方の特異性というのは嫌ほど感じてきましたが、そんな奥さんと一緒になってからの関係性と良好な距離を保つ部分をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

看護師の妻をとサラリーマン夫の夫婦関係

周りの看護師妻を持つ夫婦を観察してみるとほぼほぼ共通していることがあります。それは、ズバリ

「看護師妻>>>超えられない壁>>>夫」

です。例外はもちろんありますが、実際統計取っても整合性取れる結果になると思います。理由は簡単です。「今も看護師として勤めている⇔家計は共に支えている⇔子供がいたら仕事家庭の負担は”母が大”⇔夫は、稼ぎはともかくシングルタスクなので仕事・家事回せず尻にしかれる」が主な理由です。

これが「妻、看護師として勤めてない」だと、旦那の給料で十分生活できる水準にあるってことで、家庭でのパワーバランスは変わってくるでしょう。ただ今の世の中、旦那が医者や士業、外資勤務等でない限りほぼほぼ共働きになるでしょうから、多くの看護師妻を持つ世帯では、看護師妻が家庭内で強いのも自然の流れでもあるでしょう。かくいう我が家でもまさしくこのパワーバランスの元運営されています。笑

 

看護師は経済的自立が出来る職業

今でこそ、女性の社会への参画が声高に騒がれ、一般企業でも女性の活躍を推進する動きがありますが、看護師は昔から女性が活躍している職業でもあります。看護師においては、男性看護師も増えてきているという逆パターン。

加えて、身を削る仕事のため給料は高く、女性の代表的な職業の中でも経済的自立もできる職場です。高卒の事務職なんかよりも遥かに公共性・専門性があり、体力的にも精神的にも大変な仕事でもあるため実際給料も高いのも当たり前ではありますが。(我が家でもサラリーマン夫の給料も妻が病棟勤務時代は負けておりました。。。)

この「経済的自立」ができる職というのが何に響くか?というのは、家庭内のパワーバランスにも密接に関係してくるのですが、簡単に言えば「夫はお荷物になる可能性が高い」ということです。

家庭内における”昭和感”はすべて捨て去らなければなりません。「家事育児は女性」「男は黙って外で金を稼ぐ」なんて考えの人は即刻、成田離婚です間違いありません。

こういった看護師という特殊性と特異性をまず旦那だけではなく、双方が理解しないと行けません。その上で、私が思う夫婦関係を良好に保つ3つの掟をご紹介致します。

夫婦関係を良好に保つ3つの掟

①双方の仕事への理解がまず大前提

看護師の妻と一緒になってからと言うもの、どこが「白衣の天使」なんじゃ!と思うことが少なくないですし、AVの功罪というのは甚大なる被害があるとは思いますが、身近でその仕事を見て、精神的にも体力的にもハードなブラックな職場だなと思っています。

世の中の男性諸君の多くは、看護師に対してポジティブな印象と時には妄想をしながら、いわゆるTHE看護師なステレオタイプのイメージを持っていると思いますし、現実感をもって看護師の仕事を理解している人は少ないでしょう。

なので、兎にも角にも『仕事への理解』がとても大切です。夜勤の話や急変、モンスターペアレンツなど、旦那になる前のお付き合いの段階から看護師の仕事というのを刷り込んでおくといいでしょう。

もう一方の理解というのは、看護師妻の理解です。看護師の妻を持つ良識的な旦那(私)からすると、看護師の常識は非常識です。「お金の使い方」「遊び方」ひとつとっても、会社にこき使われて小銭を集めているサラリーマン旦那からすると”派手”です。

同年代のOLと比べてみてももらうお給料やボーナスが違いストレスも違う分、今は理解できますが、看護師界隈と民間企業のお給料のは、はっきり言って差があることは重々ご理解して頂きたいです。(旦那も会社にこき使われながら仕事は頑張っているんです一応)

そういう意味で、双方の理解が必要です。かなりお互いギャップがあるでしょう。

 

②話し合いは努力だ!説得ではなくコミュニケーション

男性と女性の間で起こりがちなこの問題。おそらく看護師妻云々関係なく、夫婦生活において大切な部分です。

男は思考的に「問題を解決するために話し合い」が前提ですが、女性は「問題を共有するための話し合い」の時が、ままあります。どちらも大切ですが、お互いの前提が入り口から違っていると話が噛み合いません。

相手に対して理解を強要すること。気持ちを汲み取れと迫ること。どちらも不毛です。どちらも不毛ですが、話し合いをしなくなる夫婦というのは、互いを諦めることになるため努力して話し合いをお互いに設けることは、今後の夫婦生活においてとても大切なことです。

人間というのは元来面倒な生き物です。ひとりでは生きられません。生まれた時から誰かに助けられ、死ぬときも同様です。互いへの関心がなくなるとき、気持ちも離れ物事もうまくいかなくなります。

お互いのことを理解するのと同時に話し合い(コミュニケーション)は絶やしてはいけません。無関心になった時点で終わり。そうならないための努力が必要なのも夫婦です。

 

③お互いの人格への尊重大事。まじ大事

最後がもうとにかく「尊重」ここに尽きます。看護師妻との生活において、私が今でも妻に感謝していることは、この部分であり今でも救われています。

先にも触れましたが、奥さんと知り合ってから結婚して今に至るまで、サラリーマン夫として一番嫌だったこと。それは「甲斐性のなさ」でした。(といっても給料高すぎるんだよ看護師!ブーブー)

私は結婚をするならこの人とずっと思っていましたが、給料も稼げていない当時の状態では、とても結婚なんかできない。男として奥さんより給料低いなんて情けない。なにをどうやって幸せにできるんだ(この給料で)と日々悶々としてました。

結局、この後旦那の方が圧倒的に稼いでいないまま、今の奥さんからの高密度プレッシャーによって結婚することになるのですが、私の仕事に対しての尊重と理解をしてくれたのは今でも感謝の念しかありません。

よく格差婚とかの問題点とかってありますけど、あれ相手へのリスペクトとか尊重してくれる部分ないとまじで続かないと思います。結婚ってメロドラマの愛とかで運営されるものじゃないですしもっと現実は残酷ですよほんとに。

今の奥さんが、自分の稼ぎと私の稼ぎの額を天秤に掛け、目線を変え、卑下するようなことが起こっていたなら、私の精神も持たず日々の生活に疲弊し卑屈になってダメになっていったと思います。

そうならなかったのも、私の仕事への理解があり、稼ぎや仕事への正直な話し合いのもと双方の合意の元結婚し一緒になり、生活や仕事においても日々尊重してくれるから今の生活がなりたっています。

 

看護師妻とサラリーマン夫の夫婦は共働きの先端を行く

冒頭にもありますが、女性の社会参加が積極的になっている中、古くから共働き世帯が多かったであろうペアである、看護師妻とサラリーマン夫というパターン。

今後の共働き世帯のロールモデルになるべく、旦那は妻の負担を減らす家事パフォーマンス。妻は、旦那をお荷物ではなく尊重しコントロールを意識してやっていかれると、うまくいくかもしれません。

世の中も十数年で価値観も生活様式も変わっています。「男は稼ぐもの」「台所には入らない」「家事育児は女のもの」これらの間違った認識、悪しき日本的習慣は、今の時代クソの役にも立ちません。

家庭はお互い作るもの。未完成から始まり細かな調整を経て8割を目指すものです。(決して10割ではないところが味噌)お互いの努力の元に生活していなかければならないことを今一度考えなおす必要があると思います。

長くなりましたが、これは自戒をこめた内容であることをご了承ください。

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